毛ガニ の 身入り 規格について

カニ業界では、カニの身入りを表す規格として
一般的に「若蟹」「堅蟹」という表記が使われることが多いです。

「若蟹（わかがに）」というのは
「年齢の若いカニ」という意味ではなく
「脱皮したてのカニ」という意味で
皮が薄く身入りも悪いのが特徴です。

毛ガニの場合は、カニみそがゆるい（水っぽい）ことも多いです。

自宅用ならともかく、
間違っても贈答用に若蟹を選んではいけません。

一方、「堅蟹（かたがに）」というのは
脱皮を終えて殻が硬くなり、びっしりと身入りした極上のカニのことで
高級料理店などでも使われる希少なカニです。
（カニは市場に出回るまでに3～4回ほど脱皮を繰り返します）

さらに、「特」という身入りを表す言葉もあります。

「1特」「2特」「3特」「4特」とあり
数字が大きくなるほど身が詰まっていることを表します。

牛肉でいう「A5級」が
毛ガニの「4特」にあたります。

この「堅蟹」や「特」の規格、
表記しているショップは少ないかもしれませんが
ちゃんと表記されている通販ショップのものであれば安心です。

ぜひチェックをしてみてください。

⇒こちらのショップでは3特、4特の毛ガニのみを扱ってます。

ちなみにスーパーなどのお店で買うときは
カニの甲羅の下のほうを指で押してみてください。
（常識の範囲内で押してくださいね）

甲羅を押して柔らかかったり、どこかへこむことがあれば
それは「若蟹」です。
なるべく甲羅の堅いものを選ぶようにしてくださいね。