そんな高級蟹の タラバガニ も
最近では安く販売している通販ショップも出てきました。
でもちょっと待ってください。
そのカニ、本当に タラバガニ ですか?
]]>
アブラガニ を タラバガニ と偽って販売している残念な業者があるようなのです。
アブラガニ もちゃんと美味しいカニなのですが
本物の タラバガニ にくらべると値段は2/3程度です。
利益重視で アブラガニ を本物の タラバ であるかのように見せているショップも一部あるようです。
そんな残念な業者にだまされないために!
タラバガニ と アブラガニ の見分け方を覚えておきましょう。
【 タラバガニ と アブラガニ の見分け方】
まずは問題。
どちらが本物の タラバガニ でしょう?
パッと見だと難しいですよね。
正解は左側です。
見分け方のコツは、背中の甲羅の中央部分にあります。
ここにある突起物に注目してください。
この突起物の数が見分けるポイントです。
本物のタラバガニは、この突起物が6つあるのに対し、
アブラガニは4つしかありません。
タラバガニ
アブラガニ
わりとカンタンでしょ?
ですがこの判別方法、カンペキではないようです。
こんな記事がありました。
判別が難しいタラバガニとアブラガニを見分ける目印とされていた甲羅中央部の突起数の違いが決め手にならないことが独立行政法人北海道区水産研究所(釧路市)の研究で分かった。
タラバガニと同じ六つの突起を持つアブラガニが確認されたため。消費者が見誤らないためには脚のつめの長さなどにも注意を払う必要があるという。
値段の安いアブラガニを高価なタラバガニと表示して販売していた札幌のスーパーなどが昨年6月、公正取引委員会に景品表示法違反で排除命令を受け、両者の見分け方が関心を呼んだ。
甲羅中央部の突起はタラバガニが六つ、アブラガニは四つとされた。
しかし、同研究所の柳本卓研究員(37)が昨年5月、オホーツク海で資源調査のため捕獲したアブラガニ約300匹の中に突起が五つか六つあるものが15匹見つかった。
DNAを調べると、タラバガニとの交雑種ではなく、純粋のアブラガニと分かった。
柳本研究員によると、甲羅全体ではタラバガニの方が突起の数が多い。
脚の裏側が白っぽかったり、脚の先端のつめが、最も長い節の半分以上あるものはアブラガニだという。
缶詰などに加工され、見た目で見分けられない場合でもDNA分析で判別できる。柳本研究員は「資源調査を目的にした研究だが、偽装の防止にもつながれば」と話している。
【杉山靖雄】 (毎日新聞)
突起物が6個あるアブラガニもいるみたいですね。
とはいえ、その割合は非常に少ないようなので、
この突起物の判別方法を知っていればほぼ大丈夫でしょう。
通販ショップでタラバガニを購入する際は
商品画像などでこの突起物の数を確認してみてください。
脚だけの販売など、突起物で判別が難しい場合は
『本タラバガニ』という表記があるかチェックしてください。
この判別方法も絶対ではありませんが
この表記がない場合はアブラガニを販売している可能性があります。
「訳ありタラバ」などど称して販売しているショップがあったら
一度冷静になってチェックしてみてくださいね。
▼本物のタラバガニの購入はこちらからどうぞ▼
・生本たらばがに半むき身セット
・浜茹本タラバ姿
・浜茹で本たらば蟹脚
]]>